温度データロガー・RC-5/RC-4の機能・性能比較レビュー

機能・性能・初期設定

Elitech製温度データロガー・RC-5/RC-5+/RC-4/RC-4HCの機能・性能比較レビュー

投稿日:2017年2月15日 更新日:

Elitech製温度データロガー「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」「RC-5+」とは?

 
温度データロガー・RC-5、RC-5+、RC-4、RC-4HC
 
Elitech製温度データロガー「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」「RC-5+」は、設定した一定間隔(10分毎、30分毎など)の時間ごとに温度(RC-4HCは湿度も)を測定し、その温度、湿度の記録を続けていく、温度、湿度の自動測定自動記録装置です。
 
2,000円~4,000円程度で購入することができる非常にリーズナブルな装置で、日常的な温度の範囲の測定においては、非常に高いコストパフォーマンスの製品です。
 
 

目次


 

Elitech製温度データロガー「RC-4」の性能詳細

 

温度データロガー「RC-4」の温度測定性能

 


 
温度データロガー・RC-4のカタログスペックは、以下の通りです。
 

  • 測定温度範囲(℃):-30~+60度
  • 温度最小表示(℃):0.1
  • データメモリー数:16,000
  • 測定精度:±1℃
  • 動作温度:-30~60度
  • レコード・インターバル:10秒~24時間
  • センサー:内部NTC熱抵抗
  • 電源:リチウム電池(CR2450)×1個
  • データ保持期間:約1年
  • サイズ幅×奥行×高さ:44×84×20mm
  • 重量:60g

 
 

温度データロガー「RC-4」の特徴

 
本体に内蔵されている温度センサーのほか、付属の外部温度センサーを取り付けることで、土や水の中に温度センサーを刺して温度を測定することが可能な、小型で低価格の温度データロガーです。
外部の温度センサーが必要で、コストを抑えたい場合はこれがおススメ。
 
 
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Elitech製温度データロガー「RC-4HC」の性能詳細

 

温度データロガー「RC-4HC」の温度測定性能

 


 
温度データロガー・RC-4HCのカタログスペックは、以下の通りです。
 

  • 測定温度範囲:-30~+60℃
  • 測定湿度範囲:0~99%
  • 温度最小表示:0.1℃
  • 湿度最小表示:0.1%RH
  • データメモリー数:16,000
  • 温度測定精度:±0.6℃(-30~+60℃まで。それ以外は ±1.2℃)
  • 湿度測定精度:±3%(25℃ 20~90%RH。それ以外は ±5%RH)
  • 動作温度:-30~60度
  • レコード・インターバル:10秒~24時間
  • センサー:内部NTC熱抵抗
  • 電源:リチウム電池(CR2450)×1個
  • データ保持期間:約1年
  • サイズ幅×奥行×高さ:44×84×20mm
  • 重量:40g

 
 

温度データロガー「RC-4HC」の特徴

 
「RC-4」に湿度測定機能が追加された機種です。
温度の測定性能や本体のサイズ、附属品を含めて、湿度測定機能以外は同一です。
今回紹介する機種の中では、唯一の湿度測定が可能な機種ですので、湿度の測定が必要な場合はこの機種を選択。
 
 

Elitech製温度データロガー「RC-5」の性能詳細

 

温度データロガー「RC-5」の温度測定性能

 


 
温度データロガー・RC-5のカタログスペックは、以下の通りです。
 

  • 測定温度範囲:-30~+70℃
  • 温度最小表示:0.1℃
  • データメモリー数:32,000
  • 測定精度:±0.5℃(-20~+40℃まで。それ以外は ±1.0℃)
  • 動作温度:-30~60度
  • レコード・インターバル:10秒~24時間
  • センサー:内部NTC熱抵抗
  • 電源:リチウム電池(CR2032)×1個
  • データ保持期間:約1年
  • サイズ幅×奥行×高さ:34×84×14mm
  • 重量:30g

 
 

温度データロガー「RC-5」の特徴

 
温度センサーは内蔵されていて、防水機能があります。
防水機能が必要で、コストを抑えたい場合はこれがおススメ。
 
 
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Elitech製温度データロガー「RC-5+」の性能詳細

 

温度データロガー「RC-5+」の温度測定性能

 
温度データロガー・RC-5+のカタログスペックは、以下の通りです。
 


 

  • 測定温度範囲:-30~+70℃
  • 温度最小表示:0.1℃
  • データメモリー数:32,000
  • 測定精度:±0.5℃(-20~+40℃まで。それ以外は ±1.0℃)
  • 動作温度:-30~60度
  • レコード・インターバル:10秒~24時間
  • センサー:内部NTC熱抵抗
  • 電源:リチウム電池(CR2032)×1個
  • データ保持期間:約1年
  • サイズ幅×奥行×高さ:34×84×14mm
  • 重量:30g

 
 

温度データロガー「RC-5+」の特徴

 
見た目は「RC-5」から色が変わったくらいにしか見えませんが、中身は全く別物です。
温度の測定性能は「RC-5」と同等ですが、日時を指定しての測定開始する機能やアラーム機能など使い勝手が向上しています。
また、別売りの外部の温度センサーを利用することもできるようになっていますので、防水と外部温度センサーの両方が必要な場合はこれがおススメ。
 
 

Elitech製温度データロガー「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」「RC-5+」のメーカー情報

 
温度データロガー「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」「RC-5+」のメーカーは、「精创电气股份有限公司(Jiangsu Jingchuang Electric Co., Ltd.)」という中国で誕生したメーカーです。
 
下記がメーカーのオフィシャルサイトです。
http://www.e-elitech.com/
 
イギリスの会社のサイト
http://www.elitech.uk.com/
 
アメリカの会社のサイト
http://www.elitechlog.com/
 
温度や湿度などの計測機器を中心に開発、製造しているメーカーのようで、それらの製品を「Elitech」ブランドで提供しているようです。
 
また、海外展開は「Elitech」と言う社名で行っているようです。
 
 
温度データロガー「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」「RC-5+」の製品情報は、下記にあります。(何が書いてあるか読めませんが...)
 
中国本社のサイト
RC-4
RC-4HC
RC-5
RC-5+
 
イギリスの会社のサイト
RC-4
RC-4HC
RC-5
RC-5+
 
アメリカの会社のサイト
RC-4
RC-4HC
RC-5
RC-5+
 
この製品情報を見る限りでは、今回紹介した以外にも小型の温度データロガーがあるようです。
また、今回紹介した温度と湿度を測定する機能がある「RC-4HC」には「RC-4HA」という別のバージョンがあるようですが、Amazonなどを探しても「RC-4HA」は見当たりませんので、日本国内には入ってきていないのだろうと思います。
 
 

Elitech製温度データロガー「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」「RC-5+」の共通仕様

 
温度データロガーの「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」「RC-5+」の共通仕様としては、以下のような点です。
 

  • 小型で軽量で、リーズナブル。
  • 温度を測れる範囲は -30℃~60℃、70℃。
  • 温度を測る間隔は 10秒~24時間。
  • 温度を測る精度は±0.5℃~1.0℃。
  • 温度の表示は、小数点 1位まで。
  • 設定、データ管理はパソコンにつないで管理ソフトで行う。
  • 充電、データの取り出しは USBでの接続。
  • 電池の持続は 1年程度。

 
温度データロガー・RC-5、RC-5+、RC-4、RC-4HCの厚み
 
「RC-4」「RC-4HC」と「RC-5」「RC-5+」の大きさを比べると、「RC-4」「RC-4HC」の方が厚みがあり、「RC-5」「RC-5+」の倍くらいの体積があります。
ですが、それでも手のひらに収まるサイズで、非常に軽いため、設置場所にも困らないサイズです。
(背景の線は 1cm間隔で引かれています。)
 
測定できる温度は -30℃~60℃、70℃となっており、冷凍庫などの特殊な環境での用途でなければ、問題になることはないでしょう。
また、温度の測定精度も ±0.5℃~1.0℃ですので、よほど厳密な温度管理が必要な環境でない限り問題になることはないでしょう。
 
 
また、この温度データロガーの本体には、温度・湿度を測定し、保存する、という機能しかありません。
一応、温度データロガーの本体にも液晶画面が付いており、現在の時間、温度など最低限の情報を確認することは出来ますが、その保存したデータを確認したり、csvファイルや PDFファイルなどにして取り出すには、パソコンに接続して、専用の管理ソフトを使って処理を行う必要があります。
 
管理ソフトは、Windows版、Mac版が用意されていますので、Macユーザでも安心です。
 
管理ソフトは、CD-ROMとして同梱されるパッケージもあるようですが、CD-ROMが同梱されていない場合は、Webサイトからダウンロードして利用します。
CD-ROMには Windows版しか入っていませんが、Webサイトには Mac版も用意されています。
 
 
RC-4、RC-4HC、RC-5、RC-5+の各製品の同梱物の違い、電池を入れる際の注意点、温度の測定を始める方法については、以下のページを参考にしてください。
Elitech製温度データロガー・RC-4、RC-4HC、RC-5、RC-5+の同梱物と電池の設定、温度の測定開始方法
 
RC-4、RC-4HC、RC-5、RC-5+の管理ソフト「ElitechLog Win V3.0.0」「DataManagement_C_V3.0.0」「DataManagement(USB)_C_V2.3.6」「RC-4&5_Conventional(V3.2)」のダウンロード、および、インストールは以下のページを参考にしてください。
Elitech製温度データロガー・RC-4、RC-4HC、RC-5、RC-5+の管理ソフトのダウンロード先(入手先)、インストール方法詳細解説
 
 
 

Elitech製温度データロガー「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」「RC-5+」の相違点

 
温度データロガー「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」「RC-5+」の相違点ですが、まず、「RC-4」「RC-4HC」と「RC-5」「RC-5+」に分かれます。見た目から違いますので、分かりやすい違いです。
 
その違いも含めて、「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」「RC-5+」の違いを説明します。
 

  • 外部の温度センサー:「RC-4」「RC-4HC」は標準装備。「RC-5+」は別売りオプション。「RC-5」は使用不可。
  • 防水機能:「RC-5」「RC-5+」はあり。「RC-4」「RC-4HC」はなし。
  • アラーム機能:「RC-4」「RC-4HC」「RC-5+」はあり。「RC-5」はなし。
  • 湿度測定機能:「RC-4HC」はあり。「RC-4」「RC-5」「RC-5+」はなし。
  • データの最大記録数:「RC-5」「RC-5+」は 32,000。「RC-4」「RC-4HC」は 16,000。
  • 測定開始日時の指定機能:「RC-5+」はあり。「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」はなし。

 
 

外部温度センサーが必要な場合は「RC-4」「RC-4HC」「RC-5+」

 
外部の温度センサーは「RC-4」「RC-4HC」「RC-5+」で利用できます。
 
「RC-4」「RC-4HC」は、標準で付いてきます。
「RC-5+」は、別売りオプションで購入して利用することができます。
「RC-5」は、外部の温度センサーを利用することができません。
 
外部の温度センサーの長さは、「RC-4」「RC-4HC」が、ケーブルが 105.5cm。センサー部分が 5cm。
「RC-5+」のオプションは、ケーブルが 97cm。センサー部分が 3cm弱(2.7cm)で、トータルほぼ 100cmです。(背景の線は 1cm間隔で引かれています。)
 
 
温度データロガー・RC-5+、RC-4、RC-4HCの外部の温度センサー
 
外部の温度センサーを利用すると、水の中や土の中など、ある物体の中にセンサーを刺して温度を測ることができるようになります。
 
「RC-4」「RC-4HC」の温度センサーは、先が尖っていて細身のセンサーになっていますので、物体に刺して使いやすいようになっています。
対して、「RC-5+」の温度センサーは、やや太くて短い形状になっていますので、水の中に入れるような用途が想定されているように感じます。
 
 
温度データロガー・RC-4、RC-4HCの外部の温度センサーのジャック(端子)
 
「RC-4」「RC-4HC」の外部温度センサーは、イヤホンなどのジャックと同じ形状をしています。
これを本体に刺すと、外部の温度センサーが有効になります。(外部の温度センサーを刺していないときは、本体内にある温度センサーが有効になっています。)
 
 
温度データロガー・RC-5+の外部の温度センサーの USB接続部分
 
「RC-5+」の外部温度センサーは、フタを外して、それと取り替える形でセットします。「RC-5+」は、外部温度センサーを使う場合は、管理ソフトで外部センサーを有効にする設定に切り替える必要があります。切り替えを行うと、外部温度センサーを接続しないと温度が測定できなくなります。(温度の測定を開始している場合は、温度が測定できなくてもカウントは進んでいき、温度の測定ポイント(メモリ)は消費し続けています。)
 


 
 

防水が必要な場合は「RC-5」「RC-5+」

 
温度データロガー・RC-5、RC-5+の防水機能のためのゴムパッキン
 
防水機能は、形状の違いからも確認できますが、「RC-5」「RC-5+」には防水機能があり、「RC-4」「RC-4HC」には防水機能はありません。
防水機能が必要な場合は、「RC-5」「RC-5+」が選択肢となります。
 
「RC-5」「RC-5+」には防水機能がありますので、屋外で雨がかかるような場所に設置する場合は「RC-5」「RC-5+」を選択する方がいいでしょう。
ただ、「RC-5」「RC-5+」の防水機能は、水中での使用を想定しているほどしっかりしたものではありませんので、水中の温度を測定したい場合は、外部の温度センサーを使いましょう。
 
 
温度データロガー・RC-4、RC-4HCをチャック付袋に入れたところ
 
「RC-4」「RC-4HC」は、外部温度センサーが標準で付いていますので、本体をジッパー付きの袋に入れて、温度センサーを外に出しておけば、ある程度の水を防ぐことは出来るでしょう。
 
 
実際に入れた袋は、85mm × 120mmのサイズです。


 
 

アラーム機能は「RC-4」「RC-4HC」「RC-5+」

 
アラーム機能は「RC-4」「RC-4HC」「RC-5+」にあります。
逆に言うと、「RC-5」だけにアラーム機能がありません。
 
アラーム機能とは、指定している温度、湿度になった場合や、指定した日時になった場合にアラームが鳴る機能です。
 
例えば、「30℃を超える温度を 4回記録した場合はアラームが鳴る」のような設定が可能です。
1回の記録が 15分間隔に記録しているとすると、1時間以上 30℃を超えているとアラームが鳴る、という感じの設定になります。
 
また、アラームの設定は、複数指定することができますので、上記の設定に加えて「35℃を超えるた場合はすぐにアラームが鳴る」という設定も可能です。
 
温度を測定するだけではなく、一定の条件になった場合にはアラームが鳴って知らせてほしい場合は「RC-4」「RC-4HC」「RC-5+」の中から選ぶことになります。
 
 

湿度測定機能があるのは「RC-4HC」のみ

 
湿度を測定する機能があるのは「RC-4HC」のみです。
 
「RC-4HC」は、温度と湿度の両方の測定ができますが、「RC-4」「RC-5」「RC-5+」は温度しか測定することができません。
 
湿度も測定する必要がある場合は、「RC-4HC」を選択するしかありません。
 
 

測定開始日時を指定する機能は「RC-5+」のみ

 
測定開始日時を指定する機能は「RC-5+」のみです。
 
「測定開始日時を指定する機能」と言っているのは、測定を開始する日時を指定する機能です。
 
温度データロガーを設定する際、「2018年07月01日00:00:00」から測定を開始する、という設定をして温度の測定を開始する機能のことです。
 
「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」は、この機能がありませんので、温度測定開始ボタンを押すと、その時点から温度の測定を始めます。
 
温度の保存個数が 16,000個(RC-4、RC-4HC)、32,000個(RC-5、RC-5+)と相応にありますので、私は特に必要性を感じませんでしたが、このサイトへの問い合わせも度々あった機能なのですので、この測定開始日時を指定する機能は相応にニーズがある機能のようです。
 
 

「RC-5+」の中身は「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」とは別物

 
上記のリストには書いていませんが、「RC-5+」の中身は、「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」とは全く別物です。
 
そう判断する理由として、管理ソフトの「ElitechLog Win V3.0.0」に接続した場合、「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」は同じ画面構成(画面項目)ですが、「RC-5+」は違う画面構成になっているからです。
 
また、「ElitechLog Win V3.0.0」とは違う管理ソフトに「RC-4&5_Conventional(V3.2)」というものがあります。
これは「RC-5」を購入した際に付属の CD-ROMに入っていた管理ソフトですが、この「RC-4&5_Conventional(V3.2)」で管理できるのは、「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」です。
「RC-5+」は、接続を試みても接続できませんでした。
 
それらのことから、「RC-5+」は基本設計から作り替えた全く新しい製品、と判断しました。
 
 
Amazonのページには「『RC-5+』は『RC-5』の進化版」とも書かれていましたが、この記事で書いたように「RC-5+」がどのように変わったのかが正しく伝わらないと、「RC-5」に似せて作ったことがマイナスに作用しかねないな、とも感じています。
 
「RC-5+」が「RC-5」に似ていたので、私はこうしてレビューを書いているわけですが...
 
 

データのメモリ数(記録個数)について

 
「RC-4」「RC-4HC」と「RC-5」「RC-5+」とでは、見た目も違いますが、データを保存することができるメモリの個数が大きく違います。
 
具体的には、データのメモリ数(記録数)は、「RC-4」「RC-4HC」のデータ記録数は 16,000個で、「RC-5」「RC-5+」は 32,000個となっています。
 
この数値だけ見て「RC-5」「RC-5+」の方に気持ちが行きがちですが、本当にそれだけの記録数が必要なのか、と言うところも一度考えてみるといいでしょう。
 
 

「RC-5」「RC-5+」の記録数 32,000個とは?

 
「RC-5」「RC-5+」の記録数 32,000個がどれくらい記録できる数値なのか、具体的に計算してみました。
 
「RC-5」「RC-5+」は 32,000個のデータが取れますので、計測間隔の最小単位である 10秒に 1回温度を計測し、記録して行くと 88.9時間、3.7日のデータが取れると言うことになります。
「RC-4」「RC-4HC」の場合はその半分ですので、44.4時間、1.85日になります。
 
でも、10秒に 1回も計測が必要でしょうか?
そもそも温度の計測精度が 0.5℃程度しかないのに 10秒単位で計っても誤差にしかならないような気がします。
 
さらに同じ様に計算をしてみますと、
 60秒に 1回なら、22.2日間
 5分に 1回なら、111.1日間
 15分に 1回なら、333.3日間
 30分に 1回なら、666.7日間
 1時間に 1回なら、1333日間(3.65年)
 
という感じになります。
 
「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」の初期設定は 15分単位になっているのですが、実際の温度測定を考えると、15分間隔で測定できれば十分なのではないか、と思います。
 
それを考えると、
 15分間隔で温度を計測すると 1年間記録できるのが「RC-5」「RC-5+」。
 15分間隔で温度を計測すると 半年間記録できるのが「RC-4」「RC-4HC」。
と言うことになります。
 
これはあくまでも継続して記録をし続ける場合ですので、例えば、1ヶ月に 1回データを回収する作業をするのであれば、回収した後に記録したデータを削除すればまた 1からカウントが始まりますので、記録数は 3,000個ほどあれば足りるということになります。
つまりは、数カ月に 1回データを回収する作業をするならば、「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」「RC-5+」のいずれでも問題ない、ということになります。
 
 
私の様に、2、3週間くらいの期間で飼育ケースの温度が把握できればいい、と言う程度であれば「RC-4」「RC-5」のどちらを選んでも全く問題ない、と言う事です。
 
 

「RC-5」「RC-5+」の記録数 32,000個をフル活用すると!

 
ちなみに、先の例で計算していますが、1時間に 1回の間隔で計測する場合だと、「RC-5」「RC-5+」では 3.65年も記録を続けられることになります。
 
3年間も放置して温度を計測し続けるような運用をするなら、3年後には忘れてしまってますよね...
そして、電池切れ...
 
電池の消費量は非常に小さく 15分間隔で計測する設定では、カタログスペックでは 1年間は問題ない、と書かれています。
実際に私は「RC-5」をが放置したのは 1年 3ヶ月間放置していましたが、電池の残量を示すメモリは 1つも減っていませんでした(25%以上の電池残量がある、と言うことです)。
 
 
ちなみに、記録を取る間隔の最大値の 24時間に 1回の間隔で記録を付ける場合では、なんと 87.7年!!!!も記録をとり続けられます。
 
いやいや、機械が故障する方が先というか、私自身がデータが貯まるのを見届けられないですよね...
 
 

「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」「RC-5+」の温度の精度について

 
温度データロガー・RC-5と温度計
 
こんな感じで温度計と RC-5を並べて定期的に温度を比較してみました。
 


 
週末の 2日間、定期的に確認をしてみましたが、結果的に大きく温度が違うこともなく、比較対象の温度計とほぼ同じ温度を指していました。
 
そもそも比較で測定している温度計がアナログなので、0.1℃という精度なんて出ませんので、「RC-5」の温度精度が ±0.5℃というのは、アナログの温度計で見ている程度、と言う理解でいいんじゃないでしょうか。
 
アナログの温度計で温度を測るくらいの精度で温度が記録できるものを求めるには、まさに「RC-4」「RC-5」はコストパフォーマンスが高い機器である、と言う事です。
 
 

Elitech製温度データロガー「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」「RC-5+」はなぜ安いのか

 
温度データロガー「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」「RC-5+」はなぜ安いのか?
 
理由の一つは中国のメーカーが製造、販売しているからであろうと思います。
 
先にも書きましたが、温度データロガー「RC-4」「RC-4HC」「RC-5」「RC-5+」は、「Elitech」というブランドで販売されていますが、下記が Webサイトになっていまして、中国企業の製品であることが分かります。
http://www.e-elitech.com/
 
「中国製品だから安い」ということは間違いのない事実だと思いますが、良くも悪くも「温度データロガー・RC-4/RC-4HC/RC-5/RC-5+」は「自動的に温度を計測し、記録していく」という機能に特化した商品だからこそ、このリーズナブルな価格が実現しているといえるでしょう。
 
端末の設定の変更や、保存されているデータの取得は、管理ソフトで行い、端末自体で操作できることは非常に限定的です。
端末自体でできることは「USB温度データロガー RC-5のハードウェア仕様・ディスプレイ内容詳細解説」を参照してください。
 
さらに、管理ソフトもデータを取り出し、テキストファイルやエクセルファイルとして出力するだけの機能になっています。
管理ソフトに簡単なグラフを表示する機能はありますが、お世辞にも使い勝手がいいとは言えません。
 
ですが、グラフを作ったり、資料を作ったりする場合は、エクセルファイルに出力してから必要に応じてカスタマイズをすればいいところですので、潔く余計な機能は全く付いていないからこそ、このリーズナブルな価格を実現できているのだろうと考えます。
 
そして、全世界に対して販売していくことを想定しているからこそ、ある一定の規模の生産をすることができ、それもコストを下げる要因になっているのだろうと思います。
 
 
「中国製品だから安い」というだけではなく、必要な機能だけに絞り込んでいるからこそ、それで足りる方は非常にリーズナブルにその恩恵を受けることができる!ということですね。
 
 
ちなみに、「RC-5+」の電池のフタを開けると、電池にベッタリと指紋が付いていました。
組み立て作業、電池を入れる作業などは素手で作業をしているのでしょうし、パッケージングする際に汚れなどを拭き取ったりすることはないのだろうと思います。
 
その辺りが中国品質というべきなのか、日本の品質が過剰品質というべきなのか...
 
 

私が「Elitech製温度データロガー・RC-5」を買った理由

 
私はカブトムシを飼育していますが、カブトムシの飼育ケースをどこに置くかを迷っていました。
マンション住まいなので、そもそも置く場所が限られるわけですが、玄関に置くと玄関が狭くなるため、妻がいい顔をしない...
だけど、ベランダに置くと温度が高くなりすぎるんじゃないか、という懸念がありました。
 
というわけで、実際にどれくらいの温度なのかを測りたいと思ったわけですが、1日中温度計を見ているわけにもいかないわけなので、定期的に、自動的に温度を記録していってくれるような温度計を探してみたわけです。
 
探した結果、あるにはあったのですが、10,000円を超えるような業務用途のものばかり。
カブトムシの飼育のためにちょっと使いたい、と言う気軽な気持ちでは買えないものばかりでした。
 
一度はあきらめかけたのですが、さらに探した結果、見つけたのが「RC-4」「RC-5」のシリーズだったのです。
 
その他の製品と比べると、価格は 4分の 1から 5分の 1程度。
あまりの安さに、最初は、温度データロガーではなく、単なる温度計なのか?と疑う気持ちが湧くくらいの価格でした。
 
でも、実際に使ってみると温度の測定の精度も管理ツールの使い勝手も全く問題なく、非常に高いコストパフォーマンスで非常に役に立ってくれています。
 
これを使うことで、飼育しているカブトムシの成長も安定するんじゃないか、と期待しているのですが、それと同時に、この素晴らしさを多くの方に伝えて、私のようにカブトムシを飼育している方々を始め、動植物を飼育している方々の温度に関する不安を少しでも減らすことができれば!と考えています。
 
 
ちなみに、今回「RC-5」以外の「RC-4」「RC-5+」などを購入してみて思いましたが、最初に買った「RC-5」以外には管理ソフトが入った CD-ROMは同梱されていませんでした。
また、マニュアルを読んでも「管理ソフトはダウンロードしてインストールしてね」とはどこにも書かれていません。
「RC-4」「RC-4HC」のマニュアルに至っては、管理ソフトのダウンロード先の記載すらありません。
「RC-5」以外を最初に買っていたらどうすればいいのか、途方に暮れていたかも知れないな、と思いましたね。
 
 
また、このブログで詳しく紹介している温度データロガーの他にも Elitech製の温度データロガーには下記の様なものがあります。そのうち購入して使ってみようと思っていますが...
 


 

 
 
最後に。
カブトムシの飼育のサイトはこちら
 カブトムシ虎の巻(カブトムシ飼育マニュアル)

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